季節の変わり目だったり猛暑だったりすると、
赤ちゃんの体温の調整がわからなくなりますよね。
以前、病院に来られたママのお話です。
夏でした。
夜に暑いと思って赤ちゃんのお布団を取っていたようです。
そしたら朝、低体温になってしまっていたんです。
ご連絡があってすぐに病院に来ていただき、温めました。
ママは小刻みに震えていて、顔が蒼白だったのを覚えています。
赤ちゃんを他のスタッフに任せ個室にママを誘導すると、
堰を切ったようにお泣きになりました。
「私がちゃんと見てなかったから朝起きて赤ちゃんが冷たくて
もう本当に生きた心地がしなかった。」
「でも、夜暑かったし大丈夫だと思ったんです。
まさか明け方に寒くなっているなんて。」
赤ちゃんは、川の字になってママの隣にお布団を敷いて、
その上で寝ていたようです。
夏だったので、弱冷房をかけて夜を過ごされていたようでした。
冷気は下に行くので、赤ちゃんがちょっと寒くなってしまっていたんですね。
でも寒い時の赤ちゃんって、あんまり泣かなかったりします。
そして次の日は、大雨だったんですね。
それに子育てをしていると、いつもは気にしていた
明日の天気や気温でさえ気が回らなくなるんです。
え?ひどいママだと思いますか???
情報は溢れているけど誰が周りで教えてくれるでもなく
自分でその時に必要な情報を調べなくちゃいけないんです。
産後のママに、それは大変なことです。
それにやっぱり快適に寝たいですよね。
だって日々で疲れ切っています。
100%赤ちゃんのことを考えられないです。
昔のように共同養育ができるようになればいいと、本当に思います。