episode5〜出産を振り返るワーク〜

出産の振り返りでご自身を思い出す

潜在意識にアクセスする方法

人は常に忘れていく生き物です。
だいたい、昨日何食べてたかも忘れていると思います。
 
そして安易に記憶を塗り替えてしまうこともできます。
辛い記憶をもっと辛くしたり、
逆を言うと美化してしまうこともあるかもしれませんね。
 
そこで、その場面に戻って、本当はどう思っていて何がしたかったのか、
もしそれができたとして、その場面はどのように変わったか。
 
脳内にある本当に記憶を出さないと、いつまでも偽の記憶で苦しめられる時があります。
 
自分を見失ってしまうのが一番怖いですよね。
だって、自分より自分と一緒にいる人はいないし、その自分が自分を見失ったら
自分はどこに行ってしまうのでしょうか。
 
妊娠する前、どんな気持ちだったか。
妊娠中はどんな気持ちだったか。
産まれる寸前と生まれた後は、どんな気持ちだったか。
 
なんとかく抽象的にするのではなく、
思い出して、ご自身の言葉で語ることで、自分が本来思っていた思いを
取り戻すことができます。
 
そこで私がすることは、ペンと鉛筆を持って
何が今の不安の原因は何かという題名について、50個書き出します
時間は気にしなくていいのですが、やっている途中に別の用事を挟むと
せっかくそこに脳が集中して考えて潜在意識を出そうとしているところをストップかけてしまいます。
なので20分くらい、時間に余裕がある時にやってみましょう。
 
 
20個くらいはなんとなーくかけるんですけど、
22個くらいで苦しくなってきて、
30個くらいで、あー、本当はこうなのかもなって言うものが見えてきます。
 
 
この作業は途中で中断するのではなく、続けてやることを推奨します。

体験談

「自分の出産体験を考え直す
いい機会になりました。
当時はきっと思ってたことなのかも
しれないけど、忘れてるもんですね。
お話しただけなのに、ちょっとスッキリ
したので驚いています。」
 
  
「正直、自分にトラウマがあったなんて
思いませんでした。気付けてよかった。」
 
 
「えー恥ずかしいって思いました。でも
やってみたらなんか、
涙が出ちゃいました。
赤ちゃんを抱きしめてるけど、
私は誰にも抱きしめられてなかったって
思ったらほっとしたのかな。」
 
 
こちらはママさんたちにやってもらった感想です。
みなさんのお題はわかりませんが
ご自身のお題について真剣に取り組んでくださっていて、
ご自分の考えをどんどん出していけていますね。
 
 
この、自分の頭の中を出し切る作業はとっても大事です。
 
 
脳みそも思考の定員オーバーになることあるので、メモリーを増やす感覚です。
ブレインダンプとも言うのですが、
頭が疲れてもうやだーーーってなりそうな時に、
黙々とやってみてください。
 
 
深いところでの自分の考えがわかるので、
自分の人生の選択や決断の役に立ちます。
そして不安に思っていたことの正体にも気付けたりして
心が穏やかになります。
 

出産の振り返りでご自身を思い出す

先ほどもお話しした
妊娠する前、どんな気持ちだったか。
妊娠中はどんな気持ちだったか。
産まれる寸前と生まれた後は、どんな気持ちだったか。

についてペンを走らせていくと、

ちょっと飽きてきたころに頭から絞り出して、潜在意識をつかむことができます。
  
ご出産して自分が変わってしまったと言うママは、たくさんいらっしゃいます。
妊娠中は楽しいことばかり想像していたのに、
出産したら子育てが辛くなってきた。
子育てをやめたい。そう感じる自分自身を責めてしまっています。
 
 
しかしそれは、実際は変わっていないけど自分の中でそういうふうな錯覚をしてしまっている場合もあれば、
ホルモンの変調や寝不足、責任感など今までにあまり起こり得なかったことがことでの、対処オーバーなのかもしれません。
ご自身を見失ってしまっている状況でもあるので、一旦整理することが大事です。
 
私がよくイメージするのは、パンパンに膨張した携帯の充電器です。
あの状態で、携帯を起動することは難しいですよね。
一旦リセットが必要です。
 
 
頭の中を紙に吐き出すことは、思っていたよりずっと気持ちが楽になります。
そして日記とかではなくて、お題を決めて出していくことで、一点集中したものを吐き出すことができます。
 
 
せっかくの人生に、せっかくの子育て期。
楽しく生きていきましょう♬
 
 
そのほんの手助けに慣れたら嬉しいいです。

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