子育てメンタルトレーニング

【イライラしない子育て】をするためには

１綱引きをやめる
２子供のモチベーションをあげる３ステップ
３子供は手放しの天才

１綱引きをやめる

ついついイラっとした時に出てしまう行動が実は悪循環の原因になっています。

子供に言うことを聞かせたいときは、次の二つを意識してみてください。

・大人の言葉かけと考え方を変える・子供へ向ける視点を変える

この方法を知って実践するだけで、子供は言うことを聞いてくれるし、対応する側のストレスも激変します。

・大人の言葉かけと考え方を変える

上の子にどうしてもきつく当たってしまう
駄々をこねだすと怒鳴ってしまう
「だめ！」「やだ！」を繰り替えす

そんな日常でイライラが蓄積されちゃっていませんか？

もうほんとね、子供って「ダメでしょ！」って言うと「やだー！！！」って言いますよね。

・・・

この言い合いを客観的に見てみると『綱引き状態』になっているのがわかりますか？？

スーパーなどで叱っている方の大半が

「もう！なんで言うこと聞けないの！？」
「やだーーーー！！」
「そんな子、お母さん知らないからね！」
「やだーーーーーーーー！！！」

こんな感じ。

両者も、「自分の言い分」で綱引きをしている状態です。

こんな時、子供は降りることができない＝降りるってことを知らないので
大人が縄から手を離すことで「・・・え！？」っとなります。

と言うのも、子供はその時その時を真剣に生きているので

その瞬間の自分の欲求に人生の全てがかかっています。

大人は、前後のことや周りの環境を考えてすごしますよね。
でも子供が前後のことや周りの環境を考えられてたら

めちゃくちゃ天才！？
むしろ大人！？？なのか？？？

ってくらい、それはほぼ「非現実的」なことです。

なのでここは「どうして言うこと聞かないの！？」ではなく「（心の声）あ、言うこと聞かなそう。よし、離しちゃえ。」って、一旦引き合ってる網から手を離してください。

そして
「じゃぁどうするの？」「ママはもう帰るけど、〇〇くんは一人で帰ってくる？」

と、冷静に聞いて見てください^^

最初は駄々こねている状態と思いますが、一人ではできないことが多いので、結局少ししたら沈静化します。

私がよくやるのは、

「よし、じゃぁこの荷物は任せるからね！」といって、小さい袋に入れた1つの荷物を任せる。

「じゃぁ一人で帰ろっかな♬じゃぇねー♬」と行って数歩いく。

など、完全に引っ張り合いには乗らずに冷静にあそっかそっか、そうだねー。と話すようにしています。

大事なことは威圧的にガンガン怒らないこと。

「どうして言うこと聞かないの？」などに見られる

「どうして」攻撃をしてしまうと子供は萎縮して話せなくなります。

どうして！？と強く言われると、怒られないように回避することしか考えられないのが子供です。

そして、この回避の仕方が大体ワンパターン。

大人のように、上手な嘘がつけないのが子供です。

「なんで嘘つくの！？どうしてなのよ！？」などど言うと、もう大混乱です。

「怖い、話せない、怖い」

脳裏には、ママの怒った顔しか残らないと思ってくださいね^^

２子供のモチベーションをあげる３ステップ

子供のやる気を引き出す
とっておきの方法をお伝えします。

・怒鳴らない、脅さない、ご褒美で釣らない

例えばものをかたずけない子供を例に考えてみましょう。

「もう！なんでいうこと聞かないのよ！」
→とにかく怒ってやらせる

「やるまでご飯抜きだからね！！」
→脅す

以上のこと、やっていませんか？

これはまさに、「怒っているだけ」であって子供には怖さだけ残り、モチベーションが上がりません。

または

「片付けられたらご褒美あげるわよー」

→ご褒美で釣る

ことはしていませんか？

これをすると、何かできたらご褒美がもらえるんだ。という思考になってしまい、報酬ありきの動きになてしまいます。

その場での子供を動かすという視点で見ればいいかもですが、これからの子供のことを考えていくと報酬形式の大人になってほしくないですよね。

・子供のモチベーションをあげる３ステップ

子供のモチベーション自体をあげて自発的に動いてもらうためには、3つのステップの言葉がけが必要です。

１）困っていることを伝える

２）解決するためにはどうしてらいいか聞く

３）助かったことを伝える

そう、これだけです。

子供は誰か困っている人を助ける天才です。

大人のように躊躇したり裏を考えたりしないし子供はまっさらな素直、なんです。

・困っていることを伝える

片付けをしない子供にイライラするのはママが困っているから、ですよね。

「いうことを聞かないからですよ！！」
＝いうことを聞かなくて困っている

「出かけたいのに散らかしたまま行きたくない！」
＝出かけたいのに散らかってて困っている。

この、困っているということを認めてくださいね^^

困ってなかったら、気にもなりませんし怒りません。

・解決するためにはどうしたら良いか聞く

・助かったことを伝える

ママが困っていることを子供に伝えて解決方法も子供に任せる。

そして解決した時は、目一杯ありがとう！助かった！！と３割ましくらいで気持ちを伝える。

もう子供は「えっへん！」ですよね

自分で散らかしたくせにとか思わないでくださいね。

子供は選択肢がまだ少ないんです。

自分で散らかしたものは自分で片付ける。

その習慣をつけていくためにも

「怒り」でやらせる

「ご褒美」でやらせるより、

「自発的に」動いて感謝される気持ちで

褒められる！嬉しい！という気持ちにさせてあげましょう。

今度は調子に乗って少しでも褒められようと片付け始めたり、

お手伝いし始めたりしますがそれもちゃんと褒めてあげましょうね。

ここに必要なのはママのちょっとの忍耐と言葉の掛け方です。

子供は素直なので、大人の関わり方一つでいかようにも変えていくことができます。

どういう子に育てたいか。

そこをしっかり持っていれば子供のモチベーションをあげて関わる方法を知りたい！

そう思っていただけると思います。

３子供は手放しの天才

例えばですが

私たち大人って、過去・現在・未来をいっぺんに考えて生きてます。

『昨日何食べたから今日はこれにしよう』とか

『明日は雨かもしれないから今日洗濯しよう』とか

日常生活で無意識に前後を考えています。

それくらいなら生活に支障はないのですが

『今日子供たちが喧嘩してた。この先も喧嘩しそうで嫌だったからどうしようもなくて、手を上げてしまった』

こんなケースは少なくありません。

でもこれって、大人の取り越し苦労考え過ぎから起こることもあるんですよ。

子供は「今この瞬間に集中」して毎日を生きています。

過去と未来にとらわれないので、手放しの天才です。

大人は、結構あとあとまでうじうじと考えちゃったり勘ぐったりしますよね。

でも一度、「今」を考えてみて下さい。

後先は考えず、「今」です。

そうすると、今何が大事かが見えてきますよね。

今、目の前で喧嘩している子供は、子供同士で喧嘩しても、その時はギャーギャーしていても、飽きたら手放しをします。

そして、何事もなかったかのように、仲良く遊びだします。

そこで親がやめさせないと、いつでも暴れ出す暴れん坊になってしまうのではないか・・・

と言うと、そんなことはありません。

ある程度暴れるのは必要ですし、親が仲裁に入るのであれば

本当に危ない時か人に迷惑がかかるときがベストですね^^

と言うのも、ママが手を上げてしまうと「怖さ」が先行して、「ママの気にいるようにやらないといけない」と子供が思ってしまうんです。

そうすると、人の顔色を見て見えるところではいい子にする。

もしくは、

人にいいと思うことを探りながら生きる自己肯定感の低い子供になる原因になります。

このことをお話しすると

「私も昔母親に制限されていて・・・」

「父親にぶたれていた」

と、ママの過去が出て来ることがあります。

こうなりたくないと思えば思うほどその自分になってしまうので、手放すこと。

そして子供の手放し力を信じてあげること。

これができるようになると子供への日常のイライラがだいぶ減ります。

メンタルのトレーニングなので、継続して行なって下さいね♬

5まとめ

【イライラしない子育て】をするためには、この３つのメンタルトレーニングが効果的です。