生後1ヶ月以内の赤ちゃん、ミルクの量は?

病院に入院していた時、ミルクの量って看護師や助産師から、なんとなく聞いていたと思います。
そこから試行錯誤して2週間、3週間と、

おっぱいの量が足りているのか
ミルクの量はあっているのか

不安になってしまうママがたくさんいると思います。

ママA

入院していた時は測っていたけど、今はどれくらい飲んでいるかわからない。ちょっと吸ったら寝てしまうし、足りないように思うんですが。。

この質問、本当に多いです。

さて、このママと赤ちゃんの1ヶ月の変化を追っていってみましょう。

出生体重で変わってくるミルクの量と睡眠

あおいあおい

こんにちは。どのくらい飲んでいるか目で見えないと、いくら飲ませたらいいのか不安になりますよね。お子さんは、何週に何グラムで、どのように出生されましたか?

こちらは私がまずお聞きする質問です。

赤ちゃんが

✔️どうやって生まれてきたか
✔️何グラムで生まれてきたか
✔️何週で生まれてきたか

によって、お答えする内容が多少変化してきます。

もちろん一般論に当てはまる赤ちゃんもいますが、
私は赤ちゃんもママも十人十色だと思っています。
ママの性格×赤ちゃんの性格で無限になりますし、
そこに出生方法やgが加われば、当てはまる公式は無くなります。

ママA

37週3日で破水して生まれなくて、促進剤も効果がなくて、採血の結果で37週5日で帝王切開でした。体重は2300gでした。

この場合、採血の結果、ということは、破水して炎症反応が上がったことを指します。

炎症反応が上がったというのは、破水した箇所から外部の菌が侵入してしまい、炎症反応を起こしたことが、体の採血結果でわかります。
赤ちゃんをそのまま子宮の中に収めておくと、具合が悪くなってしまいます。
もちろん、ママもです。

現在の医学では、破水したから3日間を目安に帝王切開の判断をしていますが、
こちらのママは2日だったので、炎症反応が高値になってしまったことが考えられます。

ということは、赤ちゃんは子宮の中で炎症反応があがって、ちょっと苦しかったかもしれません。
そして陣痛がない状態での帝王切開なので、赤ちゃん的には、ん?産まれたの??
という感じでちょっと寝坊助さん状態になっています。

ここで勘違いしていただきたくないことテキストが入ります。

炎症反応が上がったとこ、帝王切開になったことを、ご自分のせいにしないでください。

先行破水はたくさん理由がありますし、どれも一概にこれだっと言えません。

破水とはなんぞやについてはいくらだって説明できるのですが、起きたことに対しては誰にも答えはわかりません。

なので、ご自身のバースプラン(思い描いていた出産)と違くなったとしてもご自身を責めたり落ち込んだりしないでくださいね。ご出産されたことに、なんの代わりもありません。

ミルクの量と睡眠のアドバイス

生後1ヶ月のミルクの量や睡眠は目安がありますが、
私は数字にとらわれる育児より、感覚育児をオススメしています。

この場合、私が考えるのは

あおいあおい


✔️2300g、ちょっと小さめですね。
✔️退院してから1週間で1回に50cc飲めていたらOK
✔️3時間以上の授乳はちょっと空きすぎかな
✔️おしっこはどれくらい出ているのでしょうか

解説していきますね。

✔️2300g、ちょっと小さめですね。

出生体重が2300gであれば、おそらく退院するときは2300gか、もうちょっと少ないか、だと思います。
(出生体重を越さないと退院できない病院もあるので、おそらくトントンくらい)

新生児の胃のサイズ

1日目でビー玉サイズ
3日目でクルミサイズ
1週間でピンポン球サイズ
1ヶ月で卵大サイズ

これは目安ですが、2000g〜4000gの子まで全員が同じ胃の大きさをしているわけではありません
2300gであれば、胃の大きさは、これより多少小さいと思っていた方がいいと思います。

そう考えると、1回の時間も短くなるし、必要量も少なくなりますよね。
ただ、だからと言って、退院した後1回に30cc前後は少なすぎます。

✔️退院してから1週間で1回に50cc飲めていたらOK

上記胃の大きさを考えたら、1回に50cc飲めていたら優秀です。
ただしそれは出生1週間をめどに。
2週間以降は1回量を10−20ccほど上げていけたらと思います。

でも例えばそれで、4−5時間に1回、では少なくなります。

✔️3時間以上の授乳はちょっと空きすぎかな

小さめの体重で産まれたお子さんは、1ヶ月検診で1kgほどプラスにするために、ちょっと工夫が必要です。

例えば、
・飲んですぐに寝てしまう子の場合は、2時間くらいの頻回授乳でこまめにあげる。
→飲むという行為に疲れている場合、胃の容量が小さい場合、など考えられます。

・飲めそうなときはちょっと多めにあげつつ、次の授乳は3時間以内でできるようにする。
→お、、まだいけそう、と思ったらいつもより長めにおっぱいをあげてみたり、ミルクを少し足してみたり。
でも3時間以上寝てしまうときはあげすぎで寝ていることが多いので、毎回やってみて調整、ですね^^

・寝こけてしまって口を開けても”全然飲む気がしない!!”ときは潔くすぐ諦める。
→戦っても疲れるだけなので、あ、だめだと思ったら潔くあきらめましょう。どこかで起きてきます。
3時間以上立って、4時間になりそうなときは起こしてみましょう。

これは、ミルクだけでもおっぱいでも同じです。

✔️おしっこはどれくらい出ているのでしょうか

飲めている大事な指標として、おしっこの量があります。
1日6−7回は出てほしいです。1−2回とかは少なすぎ。

ただ、夏場ですごい汗をかいていたりすると、少なくなりがちです。
脱水の時は合わせて濃縮(濃くなる)ので、日頃からの尿の色を見ていてください。

あとはですね。
男の子に多いのですが、溜めて出す子もいます。
その場合は1日3−4回で、量がかなりぐっしょり出たりします。

毎回の赤ちゃんの尿の色と量、これはメモ帳でも日記でもいいので書いて置いて、なんとなく把握をして置いてください。
オムツ換えをする人のみぞ知る、大事な指標です。

さて、感覚はちょっとつかめましたか?

ママA

なるほど。うちの子はおしっこの回数は多いです。授乳は4時間開いたり、1時間でぐずってきたりしています。ぐずった時にあげちゃっていいんですね。 今は母乳だけなのですが、それでもこの回数で大丈夫ですか?

あおいあおい

おっこの量が大丈夫ということなので、そのままの回数で問題ないと思います。
ただ、具合が悪い時も赤ちゃんは寝てしまいがちなので、もし多めに寝ていて、いつもより起きない、泣かないなと思ったら、体温を測ってあげてください。まだ今の月齢は36.5〜37.5度の中であれば問題ありません。

 

私が感覚育児を勧める理由

時間や量を測ってやることは確かに安心に繋がるので、それ自体がストレスにならなければ、もちろん測ってもいいと思っています。

しかし、3時間のタイマーをつけて、その時間以内はあげちゃだめなんだと考えているママや、体重計を購入したけれど、毎回の微妙なgの差に一喜一憂してしまい、ノイローゼのようになってしまうママもいらっしゃいます。

何が正しいかはないので、選択肢の一つとして、感覚育児を知っておいていただき、ご自身の正確にあった育児方法を見出して言ったもらえればと思い、書いています。

もう一つ私が声を大にして言いたいことは

ミルクでも母乳でもどっちでもいいですよーってことです。

私は完全ミルクで育っていますが、全く元気ですし、
バイタリティーも元気もあるし、アレルギー系も一切ありません。

結果論なので一概にこれがいい!は育児に存在しません。
完全ミルクで風邪をひきやすい子もいるでしょうし、
完全母乳で風邪をひきやすい子もいるでしょうし。

ミルクか母乳かで悩んだ時に、ご自身のこれでいいんだ!を見つけてくださいね。
周りの意見は気にしないでください。

だって、その子のママはあなたなのですから

感覚育児のまとめ

体重が小さめ(2500g前後か以下)のお子さんの場合
・胃の大きさが3000g前後の子より小さめなので、飲む量もちょっと少ない。
・1回にたくさんあげられないので、分食(こまめにあげる)になりがち
・3時間以上はちょっと空きすぎと思ってください。空いても4時間以内で授乳を。
・おしっこの量は7−8回/日が目安です。稀に量が多くて回数が少ない時もあるので、1回の量を覚えて置いてください。

あおいあおい

とはいえ、そんなことを言ってもわからないこともあると思うんです。 日々不安にもなりますよね。 そんな時は、ぜひご相談ください。 どんな悩みでも構いませんので、ママやパパからのご相談をお待ちしております

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■向日葵助産院院長。看護師・助産師15年目。都内のスカイツリー近くに開業中。ママと赤ちゃんがとにかく好きで、訪問やLINE相談でサポートを行なっている。LINE相談は、15名の医療者スタッフとともに行い、8時から23時まで相談対応をしている。東京医科大学病院八王子医療センターに始まり、都内の産婦人科数カ所にて勤務。去年SBI大学院大学にてMBAを取得し、講演やママのコーチング業など幅広く活躍中。